ピットイン 2時間耐久レース 終わりましたー!
結果はピットインさんのページを見ていただくとして、、
https://hobbyone.net/2018/08/04/post-9511/
いろんなアイデアを詰め込んだ我がチームのマシンの紹介をしようと思います
これがチーム「元気っ子さん3」のトヨタレビン耐久仕様だっ!
元気っ子さん店長 岡部さん渾身の軽量塗装ボディ、なかなかカッコいいですよね!
フロントウィンドウに何やら怪しい物体が見えますが後程説明するとして、まずはなんと言ってもこれ!
クイックバッテリチェンジシステム
普通にアタフタしたら20〜30秒かかるバッテリ交換を最短なんと6秒でこなすスグレモノ!
交換の様子やパーツ構成等は下記動画でご覧あれ
とまあ自信たっぷりにご紹介しましたが、この形に至るまでも紆余曲折ありまして、当初の妄想段階の設計図がこちら
タミヤコネクタでの接続によるタイムロスを嫌いバッテリ奥に取り付けた何かしらの接点によりバッテリ搭載と同時にコネクトする理想的なシステム!シャーシ側面のヒンジにより水平方向に開閉式のサイドカバー兼バスタブ壁とするスタイル!
拙い絵で恐縮ですがまあなんとなく解りますよね?
これを実現するにはシャーシ剛性やら、接点の接触不良やら色々問題点があったので諦めました
現実路線でコネクタ接続はしゃーないとしつつ、バッテリの出し入れだけでもスムーズにしよう、まずはバッテリーバーのRピンによる固定をやめよう、何かしらのレバーでロック出来るようにしたいと言うことで方針は固まり
まずはバッテリバーを片方固定で一方向のみに開くよう、ボディポストを使いこんな感じに
次はどうロックするか?ですが、Mシャーシにクイックバッテリホルダってあったなと言うことで 元気っ子さん で中古品を分けてもらいこんな感じに横に付けてみたり
アッパーデッキに付けてみたり
と色々試してみましたが、割とデカくて重いし、バッテリーバーを押さえるだけだからもう少し小さい部品でもイイんじゃね?と言うことで、M05のステアリングワイパーを使うことになりました。
詳しい取り付け方は先程の動画を見てください
ファンレスモーター冷却
2時間もモーターが回り続ける耐久レースですからモーター温度が大変なことになり、その性能も大変なことになる(熱ダレで落ちる)事が予想されます
ヒートシンクとファンを付けるのが一般的ですが、ファンの消費電力もバカになりません
と言うことでたっぷりエアインテークで外気を取り込む冷却を目指します
まずはシャーシ下面
TB03やTA05の様なインテークをつけるため穴をあけ
ポリカ板でそれっぽい形に仕上げ、シャーシ下面を流れる空気をモーターに向かわせます
続いてフロントウィンドウ
丸を2つつなげた形にマーキングしカッターでカットし
ボンネット間際の直線部品は切らずに残して曲げます
空いた穴にケーブルをまとめる用のコルゲートチューブを覗かせます
チューブは折り曲げたウィンドウ部分にナイロンバンドで固定しています
サイドにもポリカ端材を折り曲げ作ったダクトを装着
こんな感じで上下横3方向からモーターに空気を当てて徹底的に冷やすおつもり
ボタン電池でLEDライト
ナイトレースなのでライトユニットの装着が義務化されてるんですが、いくら消費電力の少ないLEDとはいえ、BEC出力から電源をとった場合 多少ランタイムに影響があるのではないかと思われます
じゃあ別電源にしたらイイんじゃね?
と言うことでCR2032を電源にするライトユニットを作りました
これをこんな感じで天井に取り付け
写真だとちゃんと光ってるように見えるんですが、本番では使った電池が古かったのかフロントライトがずっと暗いままと言うトラブルがあったため途中で後ろのコネクタ抜きました^^;
まとめ
そんな感じで自分的には工夫を凝らしまくったマシンだったんですが、5回くらい連続トスされる大クラッシュでフロントナックルを破損し修理に5分位かかりまして結果はあんな感じとなりました(笑)
でも最初の1パック目のバッテリでは22分ほどタレずに走れたので色々効果はあったと思っております!
そんなわけでこれからTTで耐久レースに出られる方は参考にされてみてはいかがてしょう?