はじめに
先日公開したTT-01 RWDの作り方ですが、コストを重視したあまりホイールベースが短くなってしまう、ついでにキャスター角が付き過ぎている(20°程)、そしてロアアームが柔らか過ぎてステアリングを切った時にたわんでしまうと言う欠点がありました。
それらを解決する方法を考えましたので展開させて頂きます。
追加で用意するモノ
- シャフトネジセット (φ3、φ4mm) ¥330 (3×32mm段付きネジシャフトが2本あればOK、WR-02等コミカル系のフリクションダンパーシャフトに使われているのでストックがある方も多い?)
- プーリー(S)セット ¥396
組み立て
フロントロアアーム
アジャスタブルアッパーアームセットのリアアッパーアーム外側の部品に23mmターンバックルと強化アジャスターをつなげます。
長さは61mm。
この部品はシャフトが必要なタイプですので、この3×32mmネジシャフトをサスシャフトに使います
この様にして。。おっとスタビライザー取付け用の邪魔な突起はカットしておきます。
そのままサスマウントに組み込むには少し長さと太さが足りないのでプーリーセットの2.9Wブッシュを使います。
↓の様にネジシャフトのネジ部分にブッシュをかぶせます。
ガタが気になる人は間にワッシャーを入れると良いですがなくてもいいでしょう。
フロントアッパーアーム
アッパーアームは元々ロアアームに使用していたリアアッパーアーム内側を使います。(ややこしい)
ロッドでつなぐためにT字の中心辺りに2.5mmの穴を空けます。
ピロボールと六角スペーサをねじ込みます。
因みに20mmの六角スペーサを使うとタイロッドだけでなくダンパーが付けられます。
おっとアッパーなので長さを58mm程にするのを忘れずに。。
結合
ロアアームをブッシュを奥にして差し込みます。
続いてアッパーアームを短い方を奥にして差し込みます。
あとは通常通りギアボックスを閉め、アップライト等をつないで完成。
改修後ホイールベース
気になるホイールベースはこれくらいになりました。
まだちょっと短めですが、ホイールアーチに干渉する程ではなくなったはずです。
あとこの改修をするとステアリングタイロッドの曲げ加工をしなくても同じくらいの切れ角が得られるようになります。
まとめ
と言うことで600円弱の追加でいい感じになるのでこちらの方がオススメです。
1件のコメント